ほさめの落書き

気の向くままにつらつらと。

君の事について


今日は少しだけ君の話をしよう。

今、君はどこにいるのだろうか。そこが安らかな場所なのか、辛い場所なのか、それとも無なのか今の僕たちには知る由もない。


君のいる場所と僕たちのいる場所はとても密接に繋がっていて、全ての人がいずれはそこに行くのだけれど、行ってしまった人達の感想だなんてわかりっこない。


君に会ったことは一度もなくて、なんなら今回のニュースで君の事を知ったくらいだ。それでも僕は君の事を考えずにはいられないんだ。


君の死が広まったのは余りにも突然の事で、とても様々な事象が絡み合ってた。それは日本有数の大手企業だった事、労働環境の事、美人だった事、これまでの発言の事、その後の報道規制の事、働き方と生き方の事等々、挙げて行ったらきりがないくらいだ。


色々な人がみんな好き勝手言いたい事を言って理解者のような顔をしてる現況だよね。そんな中で、僕も好き勝手言いたい事を言っていくよ。


個人的に一番大事な事があるんだ。

それは君が人に、環境に殺されてしまったってこと。


もしかしたら、その上司は君を育てるつもりだったのかもしれない。それとも、昨年比で部署の実績が落ちてて上から管理責任とかを問われてたのかもしれない。でもそんな事ってとってもどうでもいいよね。



先のある若者が、美人が、も一面としては大いに有り得るよ。そんな事を抜きにしても、1人の人間が殺されたってことはもっと深刻に捉えるべきじゃないかって思うんだ。


僕はその他大勢で括られてしまう名も無き労働者で、幸いな事に過労死ともパワハラセクハラともやや縁遠い環境にいる。それが幸運なことと言えてしまうのがとてもとても哀しいのだけれど。


どういう形であれ環境と人が人を死に追いやる事を正当化する事なんてできやしないでしょうよ。



君の上司に会える機会があったならどうしても一言いいたい。「人殺し」と。


君に会える機会が来たならば、「おつかれさまでした。」と。


君は逝ってしまった。君の為に、なんて出来ることは誰1人何もない。墓に線香を供えること、忘れない事なんて自分のため。


君だけじゃなくて。研修医の君も、営業だった君も、数多くの君達のために、出来る事なんて特に僕には、1つもないけれど、君の死を思考の1つのポイントとして、第二第三の君を生み出さない事、第二第三の君にならないこと。

僕が自分のためにできるのはその位。いずれ会う時があれば、普通に初対面っぽく挨拶してすれ違うだけの関係性になりたいな。