ほさめの落書き

気の向くままにつらつらと。

将来の夢について。

 

「将来の夢はなんですか?」「大きくなったら何になりたい?」

おそらく、日本人なら子供の頃に5回は聞かれたことがあるんじゃないでしょうか。

プロ野球選手!パン屋さん!お花屋さん!なんて王道系から、はたまたポケモンマスターだなんて可愛らしい夢もよく聞ききました。

先生や両親はそれを聞きながら目を細めていたように思います。大人になった今、そんな気持ちがなんだかわかるような気がしてきました。

 

ところでみなさんの今の将来の夢はなんですか?

私は中学校、高校、大学、社会人と歩みを進めていくにつれて大きな声で将来の夢を話せなくなっていきました。

幼稚園の頃は水族館で働く人になりたかった。小学校では獣医さん、中学校からは医者になりたいだなんて思っていて、今では文系卒業の営業職です。どうしてこうなった。

 

多分、大人になっていくにつれて、変に現実的になっていっちゃうんですよね。

プロ野球選手になりたかった少年の大多数は中学、高校と野球を続けていくうちに、ふ思ってしまうんですよ。「ああ、この人には勝てないな。この学校には勝てっこないや。」って。

周りを見れば自分より才能に溢れていて、努力している人が山ほどいる。そんな中で、自分が努力量でも才能でも勝てないって思ってしまった時に、なんとなくな将来像が顔を出してくるんです。

 

お花屋さんになりたい! じゃあ開業資金はいくら必要?仕入先はどうしよう?損益分岐点は?立地の問題も大切だ。他と差別化するためにはどんなラインナップにしよう。だなんて考えてしまって。それをなんとかしようともせずに何となく年月ばかり重ねてしまったのが私です。

 

なんとなく、偏差値の高い高校を目指して、何となく、偏差値の高い大学を目指して、何となく大手企業を目指して。何となく、何となく。

 

あー。なんだか切ない気持ちになります。専門職になれなかった人間の苦悩は実に深い。

自分がそんな人間だからこそ、専門職、プロと呼ばれる人たちには尊敬しかないです。

いいじゃない、お客のいない料理店だって。

 

今将来の夢を聞かれたらきっと答えられないんですよ。課長になりたい!昨年比150%の数字を出したいだなんて夢とはちょいと違う気がするし。

 

なんとなく生きてきた私が社会人になって苦しんでいるのはそこなんです。結局君は何がやりたいの? 答えられないじゃん。

 

でもね、将来ばっかり見て、現状をおざなりにはしたくないんです。だから僕にできる小さなことは目の前のことを確実にこなして自分の糧にしていきたいな。

そして三年後までには、「僕は将来○○になりたいんです!」って胸張って喋りたい。

 

水族館で働けなくて獣医や医者にもなれなかった僕はこれからの人生を思うよ。

僕だけじゃなくて、プロ野球選手になれなかった君も、ポケモンマスターになれなかった君も。今からできることは山ほどあるはず。(ポケモンgoは置いておいて)

 

さあ明日から月曜日です。一つ一ついきましょう。